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■飛行竜
  • 飛行竜の概要
    飛行竜「天地戦争」以前に作られたと思われる輸送施設。いつ、誰が、どんな技術を用いて作ったのかはまったくの謎とされている。飛行竜は全長100m、翼長も100mあまり、体高60mの大きさを持つ。巡航速度はM0.45、最大速度でM0.8の性能を誇る。飛行竜はその体の中心に空中都市の推進エネルギーと同等のレンズを有している。これは飛行竜が人間によって創られた存在であることを表わしている。基本的にはモンスター生産技術をそのまま規模を大きくしたようなものであるが、原材料となる生体金属を大量に消費するため、古代時代においても少数が生産されたにとどまっている。
  • 利用の条件
    認知されている唯一の飛行竜の管理はセインガルド王国が行っているため、一般人の飛行竜の利用は事実上、不可能である。また、王国の飛行竜の利用方法も国賓クラスの人間を乗せるのでない限り、通常は貨物運搬用に運用されている。
  • 操縦法
    飛行竜飛行竜の操縦については、馬を操るそれに共通する部分を多々見ることができる。飛行竜は口の部分にハミを装着されており、手綱がつながれている。右を引けば右へ、左を引けば左へと飛行竜は旋回する。この手綱は操縦士の舵輪の動きに連動しており、操縦者にある種、船舶のような操縦感覚を与える。前進、上昇、降下の指示は飛行竜の胴体に取り付けられている特殊センサーを作動させることによって行う。しかしながら、このセンサーは非常に繊細な造りになっているため、飛行前の定期点検を欠かすことができない。また、飛行竜には全天候型レーダーや高度計、速度計などの最新の古代装備が整っているものの、故障してしまった場合は、その保守メンテナンスは現代の技術力ではかなり難しいといってよい。
  • 他の輸送機関
    主に船舶を使用。セインガルドを中心に友好各国の主要都市をつなぐ定期航路が整備されている。また、陸路ではオベロン社製の運搬用ポーターがある。これは思い荷物を乗せた円盤がレンズの『晶力』で浮かび上がるという仕掛けになっている道具である。
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