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■レンズ
  • 文字どおりレンズの形をした人工物質。人間の精神力を増幅し『晶力』を生み出すことができる。
  • レンズは古代文明の時代、彗星の核を集積、研磨することで作られたが、その技術は現代では完全に失われている。したがって、一般的には『晶力』を操る者も存在しないとされている。
  • レンズの概要
    天地戦争以前に地上に墜落した彗星の核から抽出されたエネルギー結晶を一定の規格に従って整形したものをレンズと呼ぶ。レンズには整形された大きさによって6cm級、1m級、6m級の3種類が存在する。通常、レンズという表現を使う場合は汎用の6cmレンズのことを指す。同様に6m級は神の眼、1m級は大レンズと呼ばれる。レンズの元となったエネルギー結晶には、光の力が宿っており、古代の人間はこれを『晶力』と呼んだ。また、後にソーディアンが開発されるようになり、晶力を操る技術が確立するころには、力を引き出して使う技を表わす言葉として『晶術』という表現も生まれた。
  • レンズハンターの存在
    オベロン社がレンズの有料回収を始めたことによって、モンスターが体内に持つレンズを奪い、オベロン社に売ることによってガルドを得ようとする人種が現れた。彼らは一般に『レンズハンター』と呼ばれる。レンズハンターは短い間に急激に増えていったが、技量を伴わない『にわかレンズハンター』の多くはモンスターの手にかかって死んでいった。また、昨今ではレンズの供給が安定した関係でオベロン社が買い取りレートの引き下げを断行、純粋な専業レンズハンターの数は減少傾向にある。

 

■オベロン社
  • 業務内容
    オベロン社は現金と引き代えに民衆からレンズを回収、そのレンズを使ったレンズ製品の製造販売を主な業務としている。開発商品は主に一般家庭向けの生活必需品が多く、過度に華美なレンズ製品などの製造は行っていない。また、レンズ運搬船を利用した運送サービスなどにも着手しており、今や各国の経済面において必要不可欠な存在となっている。
  • 業務規模
    セインガルド王国の首都ダリルシェイドに本拠を置くオベロン社は、セインガルド、フィッツガルド、カルバレイス、ファンダリアの各国の主要都市にレンズの交換所を設けている。各国には1ヶ所ずつの方面統括支部があり、それぞれの方面に一名の責任者を置いている。各国内においては、責任者に全権が委任され、レンズの回収、本国への運搬などの任務を負っている。レンズ製品はオベロン社の独占市場となっているが、これは技術を持たない他社にはレンズ製品の開発が不可能であることを表わしている。
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