風のクロノア/開発者リレーエッセイ
今回のエッセイスト:販促スタッフ
広報担当 五味 たかね
“キャラクター賞 ”ありがとう!
はじめまして。広告宣伝を担当しました五味たかねです。みなさんが応援してくださったおかげで、「風のクロノア」が“CESA大賞97”で、部門別賞のひとつ「キャラクター賞」を頂くことができました。このCESA大賞は一般ユーザーの方々とCESA(コンピュータエンタテイメントソフトウエア協会)会員からの投票によって選定される賞です。私たち開発・販売スタッフは、クロノアが一般ユーザーの方々から高く評価して頂けたことを心から喜んでいます。本当にありがとうございました。これを励みに「クロノア2」の話も出るといいなぁ、と個人的に思う今日この頃です。

さて、開発者リレーエッセイということで始まったこの企画ですが、残念なことに今月で終わりとか・・・。私も販売促進に関わった人間として何かお話できればいいな、と思って「せっかくだから私にも何か書かせてください」と飛び入りさせて頂きました。もしかしたら広告や宣伝に興味がある人も多いんじゃないかと思うので、というよりもそんな話しかできませんから、そんな話から始めましょう。
広告宣伝のお仕事
スタッフロールでSales Promotion Staffとして私の名前だけが偉そうに出ているんですが(ひらがなの名前って目立つんですよね。)、実際にクロノアの広告宣伝に携わった人間はもっと大勢いるんですよ。私の職場では家庭用ゲーム機(プレイステーション等)の広告宣伝をしています。このセクションは、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞、イベントなどといったように、媒体別に担当者が違うんです。そのそれぞれがそれぞれの媒体に記事を載せたり、CMを作ったり、広告を作って掲載したりするわけです。そんなわけでクロノアの宣伝に関わったのはざっと20人はいますね。

その中でも私は雑誌記事担当のチームにいます。このチームだけが他と違って、ソフトのタイトル別に担当者がいます。タイトル別で担当を持つのはこのチームだけなので必然的にクロノアの開発チームと私たち販売部隊(営業部隊や宣伝部隊)の窓口役をするのは私しかいないような状況になっているわけです。ですから販売部隊の中では開発に一番近いところいるということでしょうか。
そこで、クロノアとの出逢いから始まり、担当者としての喜びと苦しみをお話したいと思います。