大舘
緑川さんはゲーム通ということで有名ですが、何歳くらいからゲームをプレイされているのですか？
緑川
小学生のときですね。ファミコンからですが、名目としては弟のために買ってもらったんです。「ゲームがある」という状況が今ほど普通じゃないですから、「欲しい！」って言っても「何考えてんの？」って時代でしょうね。
大舘
当時は玩具として考えると高価なものでしたからね。ファミコンから始まって、今でもいろいろなハードを大事に持ってたりします？
緑川
うーん、でもいつの間にか使わなくなって捨ててしまってますね。新しいものが出ると、古いのを捨てます。年代物だからって大事に保管しておく感じではないです。残しておけるスペースがあるんだったら良いんですけどね。フォルムがいいとか、思い出があったりするじゃないですか。
大舘
ゲームをプレイされるのは、家の中と外、どちらが多いですか？
緑川
外ですね。家でそんなにゆっくりする時間がないし、大体お仕事も外でやってるので……。最近、携帯ゲームが充実しすぎちゃってて。昔は携帯ゲームって言ってもそれほどボリュームがなくて、外でちょっと携帯ゲームをやって、家でじっくり据え置き、みたいな感じでした。
今は携帯ゲームもコレクション要素が増えてきて、人と一緒に遊べるゲームも増えて、見せあいっこしたり一緒にプレイしたりっていうのが楽しいです。他の人とプレイすることで優越感に浸れるって言うか。「これ手に入ったよ」みたいな。
大舘
「僕はここまで進んだよ、お前どこまでいった？」とか、比較したりしますもんね。
緑川
声優さんってゲーム好きな方が多いので、比較できる環境が他の人よりあったりするのかな。だから、携帯ゲームが多めになるのかもしれません。スリープ機能も簡単で、やめやすいのもいいですね。仕事で台本チェックする時なんか、長い台本は心が折れるので(笑）、1ページチェックしてごほうびにちょっとゲームして、また1ページチェックするって少しずつやるんです。そういうのがいいんですよね。
緑川
そうですね。僕も家庭があるので、家の大きなテレビを長時間占領してると相方にも悪いっていうのもあります。その点携帯ゲームならテレビつけたままプレイできるし。
大舘
家で長い時間大きなテレビを占領してゲームしてると怒られるんですか？（笑）
大舘
大人になるとゲームする時間を作るのは、むずかしいですよね。
緑川
贅沢な悩みですよね。ゲームが多すぎて選びきれないっていうか。
大舘
でもマイソロ２(※１)は2周目まで行ってましたよね。プレイするときはするんですね。
緑川
好きですね、うん。地道にレベル上げして、確実に強くなるゲームが好きなんです。
緑川
どうでしょうね……気のせいかもしれないですけど、僕昔オンラインゲームをやってまして、マウスで右手を使いすぎたせいか、右手が疲れやすいんですよね（笑）
大舘
緑川さんがオンラインゲームにはまって、周りが困ったエピソードのほうがいっぱいありそうですね（笑）
大舘
「あなたいつになったら帰ってくるの？ こっちの世界に」みたいな（笑）
※１：マイソロ２：「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー２」
