1981年に始まるベルカ公国のBMD(Ballistic Missile Defense:弾道ミサイル防衛)構想下に建設された、本土防衛型化学レーザー兵器
「エクスキャリバー」。
敵国より飛来する戦略弾道ミサイル迎撃の他、公国本土に広がる丘陵地形を利用した外敵の侵攻を打破する為、その体様は、「強いベルカ」を標榜するかの如く驚異的な高層化がもたらされている。
また、軌道上の衛星及び高高度を飛行する航空機に搭載された反射鏡を利用することにより、理論上半径1200Kmもの範囲をアウトレンジ射程可能圏としている。
この時代においてベルカの強大な軍事技術は「最初にそれを手にする国が世界を制することが出来る」といわれるほどの兵器を生み出すまでの優越性を誇ることとなった。 |