広大なタイガに覆われた極寒の地。資源開発の目的で行われていた地質調査中に、永久凍土の下から異形の物体が発見された。軍は急遽特殊部隊を派遣し、現場周辺を完全に封鎖。極秘裏にこの未知の物体は研究所に運び込まれた。
それから1ヵ月。未知の物体に関する調査報告を受けた軍司令部は、発掘作戦に携わった1人の男に極秘任務を与えた。男の名はドラグノフ。
軍特殊部隊に所属し、数々の戦場で恐怖の象徴として恐れられ、その圧倒的戦闘能力から『白き死神』と呼ばれた男である。
命令を受けたドラグノフはただ静かにうなずくと、目的地である日本に向け旅立つのであった。 |