単独行動するクラトスは、ミトスがロイドたちと共にいる姿を目撃する。
ミトスの調合した薬によって、リフィルの「オゼット風邪」が治ったことを喜ぶロイドたち。
その様子を見て、クラトスは四千年前のミトスとの旅を思い出す。
のちに英雄と呼ばれるミトスの無邪気な時代。
悲運を背負うマーテルや、ひねくれながらも仲間を想うユアンとの旅。
辛くも楽しかった思い出。
四千年という時を経て、過去の仲間たちは、それぞれの信念を持って行動にでる。
ゼロスを利用しながらロイドたちに近づくミトス。
ミトスに背を向けて奔走するユアン。
そして、クラトスの行動は……。
ミトスと歩んできた四千年という長い歳月と、ロイドと一緒に行動したひととき。
ミトスとロイドとの狭間で揺れ動くクラトスの心。
クラトスは何を想い、何を語るのか…?
本編では決して多く語られなかったクラトスの過去、想い、仲間たちとの日々がここで紡がれる。