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去る6月中旬、「ADVAN KONDO RACING」が参戦する「ルマン24時間レース」を応援するため、中村プロデューサー(以下、中村PD)と『R』開発メンバーたちは、遠路フランスへと飛びました。本ページはその時の模様を振り返って中村PDにインタビューし、まとめたものの、後半です。 |
完走した車は全体の約半分ということですが、ゴール前はやはり盛りあがりましたか? |
中村PD: |
そうですね。ゴール直前、今までどこかに行っていたお客さんが、コース周辺に戻ってきて客席が満席になる中、各チームがゴールを迎えました。ゴール直後に火を噴き出していた車もあったので、「ルマン」がどんなに過酷なレースで、どのチームも完走するために必死になっているのが伝わって来ました。
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レース終了後の ADVAN KONDO RACING はどうでしたか? |
中村PD: | 完走したということで、ピットでは歓声があがっていました。チームのみなさんで抱き合ったりもしていました。ドライバーの3人も完走した満足感でいっぱいのようでした。また来年も挑戦! なんて声もあがっていました。 今回の参戦は車のシャシー・エンジン・タイヤのすべてが日本製ということで日本のチームという意識が強かったようです。 |
レース以外の部分で見どころはありましたか? |
中村PD: |
やはりお客さんの車に関しては、さすが「ルマン」を見にくるだけあって日本では見ることのできない車がたくさんありました。また、駐車場に入りきらない車は路駐(路上駐車)してます。
さらに、MotoGP で使うコースの中に停めてあった車もありましたね。コースを開放して駐車場にするなんて、驚きでした。「ルマン」のスケールの大きさをこんなところでも感じました。 |
今回は天気に恵まれていたんですね? |
中村PD: |
天気は良かったですね。24時間もあると、何かしら変化があるのが普通だと思いますけど、始終良い天気でした。レースは天気によって大きく左右されてしまうので、晴天で良かったと思います。非常に暑かったですが。男性のお客さんの中には上半身裸でいる人も多くいました。
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滞在中、レース以外で「ルマン」を堪能することはできましたか? |
中村PD: | いえいえ、「ルマン」の取材に行くことが急に決まったので、ルマン市内に宿を取ることができませんでした。だから宿はルマン市から200キロメートルも離れた田舎町で、レース場との移動に相当多くの時間を割くことになってしまいました。 料理ですが、そこはさすがに田舎町。いわゆる「おフランス料理」を食べさせてくれるレストランはなく、普通のレストランで食べたりフランスに来たのにイタリア料理を食べていました。 |
「ルマン」はレース好きの人にとって特別な存在だと思うのですが、レースのことをあまり知らなくても「ルマン」は楽しめますか? |
中村PD: | 充分楽しめると思いますよ。コース内には移動遊園地があり、観覧車もあります。観覧車から「ルマン」を見るのも面白いと思いますよ。 また、遊園地内にはビデオゲームも設置してあって、びっくりしました。 もちろんナムコのゲームも置いてありましたよ。
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最後に、今回の「ルマン」取材は『R:RACING EVOLUTION』と何か関わってくるのですか? |
中村PD: | 今回の取材で、「ルマン」に関わる人それぞれの思いを肌で感じることができたのは収穫でした。 『R:RACING EVOLUTION』のキーワードは「人」です。今回の「ルマン」で感じ取れたレースに関わる人の思いをゲームに生かしていきますので、楽しみにしていてください。 また、今回は車の写真をかなり撮影しました。ADVAN KONDO RACING の車はもちろん、駐車場に停まっていた珍しい車まで‥‥。これかどういう意味かというのはご想像にお任せします。「ヒューマン・レーシング・ドキュメント」を描く『R:RACING EVOLUTION』。期待して待っていてください。 |
これから「ルマン」を見に行く人にメッセージをお願いいたします。 |
中村PD: | ひとついえる事は、レースの時間が24時間と非常に長いので、行く前から24時間をどう過ごすかをきちんと考えておいたほうがいいですね。ただ漠然と行ってしまうと時間が余りすぎて、もてあましてしまうのでもったいない。 後、ルマン付近のホテルは早めに予約しないとすぐ埋まってしまうので気をつけてくださいね。 |
ありがとうございました。 |
(ナムコ・プロジェクトルームにて) |