美味しんぼ DSレシピ集
漫画『美味しんぼ』について(小学館 週刊ビッグコミックスピリッツに連載中)
作品概要

1983年に連載開始、'85年に第1巻が出版され、'07年2月現在で単行本が97巻に達する超人気コミック。
単行本の累計発行部数は1億冊を突破しています。
「食」漫画といわれるものの元祖であると同時に、「食材の扱い方」「食品の原材料等表示のモラル」「食に関する知識や由来」といった、食に関する様々な情報を読者に伝え、その問題を提起することで、日本人全体の「食」に対する意識を変えた作品でもあります。

あらすじ

東西新聞社に勤めるグータラ社員・山岡士郎と新入社員・栗田ゆう子は、その鋭敏な味覚と食の知識を買われ、社の創立記念事業として世界最上の美味を納める“究極のメニュー”制作の担当者に任命される。
一方、希代の美食家で芸術家でもある海原雄山がライバルの帝都新聞社のもとで“至高のメニュー”作りに乗り出すことになる。
実は海原雄山は山岡の実の父であり、山岡の食の知識と才能も雄山から受け継いだ部分も多いのだが、母の死を雄山のせいだと思っている山岡は雄山と親子の縁を絶っていたのだ。
“究極”と“至高”の名のもと、山岡士郎と海原雄山の親子は、それぞれの思いを背負いつつ、そのメニューの素晴らしさを競うことに。 この因縁の対決の果てには何があるのか…!?

作:雁屋 哲(かりや てつ)

1941年10月6日北京市生まれ。東京大学教養学部卒業。電通に勤務。
退社後、原作者として活躍。88年よりオーストラリア・シドニー在住。
代表作:『男組』『男大空』『風の戦士ダン』『美味しんぼ』

画:花吹 アキラ(はなさき あきら)

1956年3月1日富山県生まれ。
83年より「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)誌上にて『美味しんぼ』を連載中。

キャラクター紹介
山岡 士郎(やまおか しろう) 栗田 ゆう子(くりた ゆうこ) 海原 雄山(かいばら ゆうざん)

東西新聞文化部記者。
普段はグータラだが食に関する造詣が非常に深く、「究極のメニュー」担当者に抜擢される。
「至高のメニュー」を監修する海原雄山は実の父だが、彼の自己中心的な性格のために母が早世したと思い込み親子関係を断絶している。
栗田ゆう子と結婚し、陽士と遊美の双子が誕生。父親となった。

東西新聞文化部記者。
新入社員時代に卓越した味覚を評価され「究極のメニュー」担当者に抜擢される。
その優秀さから、社内はもちろん義理の父である海原雄山でさえも、ゆう子には一目おいている。
山岡のプロポーズを受け結婚するが会社では旧姓を名乗る。
陽士と遊美の双子を出産後職場に復帰している。

厳格な会員制の超高級料亭「美食倶楽部」を主宰する希代の美食家にして、書画・陶芸に秀でた芸術家。
山岡士郎は実の息子だが、義絶している。
帝都新聞主催の「至高のメニュー」の作成者であり、週刊タイム誌上の対決では、しばしば山岡とゆう子の「究極のメニュー」を敗退させている。

©雁屋哲/花咲アキラ/小学館ビッグコミックスピリッツ連載中

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