前書き
この特集の締めとして、新旧クロノアのリーダーに今回の「風のクロノア ムーンライトミュージアム」について語ってもらいたいと思います。
登場キャラ
  • 一柳 宏之
    「風のクロノア ムーンライトミュージアム」のチームリーダー。PSソフト「風のクロノアdoor to phantomile」ではサブ企画を務める。

  • 小林 毅
    PSソフト「風のクロノア door to phantomile」のチームリーダー。「風のクロノア ムーンライトミュージアム」ではサブ企画を務める。

    司会は毎度おなじみ「どくきのこ」でお送りいたします。

いや〜、お二人共お疲れ様でした(´_`)/
小・一
どうも、お疲れ様・・・つーかその疲れた顔はナニ?
えっ、私はとっても元気ですよ〜(°θ°)そういえばお二人、同期で入社して以来ずっと一緒にクロノアやってたんですよね。「クロノア義兄弟」と呼ばれるのも納得ですね。
勝手に変なフレーズ作って定着させんなよ。
なんか、馬鹿にされてる気分やな〜。
えーと、じゃあ兄の方から・・・
小・一
だからどっちが兄なんだよ!
また兄弟喧嘩ばっかり。で、今日は苦労話でも聞かせてもらえるんですか?
やっと本題入れるよ・・・
そうですね、まず思い浮かぶのが「目が疲れた!」ということ。なにしろフツーに遊ぶのと違って一日中うつむいてスワンの画面見て開発作業してるわけだから、首もつかれてくるし肩もこるし・・
周りから見ると地味やしね〜。「こいつら、ほんまにちゃんと働いてんの?」って思われてたんやろうね。
途中から、開発用の器材を使って普通のTVに画面を映せるようになって、ホントにありがたかった。
はあ、あまりゲームと関係ないんですケド。
もっと企画者ならではの産みの苦しみみたいなのってないんスか?
携帯用ゲーム機で作るのなら、あまりに豪快でダイナミックな動きはさせられない。でも、パズルだからといってクロノアにグリッド単位での移動はさせたくなかった。というワケで、基本的にクロノアのアクションをそのままに“ハコ”というアイテムを取り入れてパズルゲームにしたんですが、これがかなり大変だった。