千年祭を前に、999年の災いの予言の噂に怯える世の中。平穏に暮らすブラッドの前に、ある日、真の災いの予言を携えた女神アリアが現れる。アリアは百年後に訪れるという災いの回避をブラッドに命じる。百年という先のためにはブラッドのような不死の身でしか対処できないのだ。ブラッドは初め半信半疑だったが、魔物によって街が滅ぼされるに及んで、立ち上がる決意をする。長い歳月の間にブラッドは様々な出会いと別れ、戦いを経験することになる。果たして予言を回避することはできるのだろうか――?