〜 奥のコートはなぜ難しいの? 〜
     それなりに上手くなっても、「奥のコートはどうしても苦手」っていう人は多いんじゃないかな?
     それには理由があるんです。今回はその辺の秘密に迫ってみましょう。
1.奥に行くほど、小さくなる
     コートは右図のようにパースがついているので、同じ長さ(ボールの移動量やキャラクターの身長など)でも、奥に行くほど、見た目の長さはどんどん短くなっていきます。

     ずうっと同じスピードで移動していても奥に行けば奥に行くほど、移動距離が縮んで見えます。このことにを考えずにプレーしていると、例えば、タイミングばっちりのつもりで振ってもボールがまだ届いていないために、空振りしてしまったりするわけです。

     また、単純に考えて、奥のコートは手前のコートより、同じ面積でも狭く映るわけだから小さい変化、微妙な変化が、画面に表れ難いし、把握し難いわけです。
2.放物線の死角
     ボールは放物線を描いて飛びます。下図のようにボールがちょうど奥のコートで打つあたりに来た時、全く距離感がなくなってしまうんです。
     ボールAがBの位置まで移動するあたりは、ほとんどボールが移動しているように見えません。