R4開発日記
命を削る覚悟でラストスパートに入ります! 片山 素己(プロジェクトチーフ)
R4画面

R4画面
「R4」の開発作業は今まさに佳境を迎えています(早く楽になりたい...)
 今回のシリーズ4作目である「R4 −RIDGE RACER TYPE4−」は「集大成と呼べるスゴイものを作ろうっ!」という意気込みを持って、97年に開発がスタートしました。つまり前作「レイジ」の倍以上の期間を使っている訳ですが、長くなったからといって開発は決して楽なものではありませんでした(まだ終わってないけど)。なんといっても「集大成」という言葉の重さは相当なもんですから、「グラフィック」や「サウンド」そして「プログラム」、それら全体がまとまった時の「ゲーム」の質が現時点で業界最高のものでなくてはなりません。
 スタッフみんながこういったプレッシャーに押し潰されそうになりながら今日に至る訳ですが、結論から言えば「かなりイケてる」と思います(いいのか?こんな事言っちゃって)。「R4」を皆さんに支持して頂けるかどうかは、実際に遊んでもらわなければ分からないことなので断言はできませんが、少なくとも「シミュレーター」ではなく、「ゲームとしてのレースゲーム」という「ナムコのこだわり」を理解して下さるユーザーさんなら、何かしら我々スタッフの熱意を汲み取ってくれるかなぁと信じています。

R4画面 話は変わり、このワンダーページでゲーム画面を公開して以来、皆さんから沢山の熱いメッセージを頂きました(ちなみにワンダーぺージに届くメールはすべて目を通しています)。「おいグラフィッカー、良くやってるじゃねぇか(脚色してます)」とか「グランプリ面白そうじゃーん(これも)」などなど多数のメールに、私を含めスタッフみんなが「この仕事を続けてて良かった...(これほんと)」と勇気付けられたりしてます。
 しかし喜んでばかりもいられず、時々、「世の中そんなに甘くないぞ」っていう「戒めのメール(前作に関しての鋭いご指摘とか)」を頂くこともあります。私もそれほど強い人間ではないんで、読んだ直後は「がっくし..シクシク」と、落ち込んでしまうんですが、それはそれで「私の不徳の致すところです...すいません」とか「高いお金を払って買ってくれるんだから当然だよなぁ」などと反省しつつ、「落ち込んでも始まらない!次こそ期待に応えなければっ!」と「心の肥やし」にして頑張っている次第です(でも、あんまりいじめないでね)

 だらだらと書きなぐってしまいましたが、とにかく皆さんに「今度のリッジは結構いい線いってるよね」と言ってもらえるようなクオリティを目指し、スタッフ一同、命を削る覚悟でラストスパートに入ります!
 それでは、今後も私たちを勇気づけてくれるメール待ってまーすっ!

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