『ACE5』の重要なコンセプトのひとつ”仲間”。 ミッションをプレイ中の”仲間”とは、いっしょに編隊を組む僚機を意味する。 その僚機の存在を有機的に実感できるシステムがこの「ウィングマンコマンド」。今作では、ミッション遂行中、プレイヤーは自機を操作するだけでなく、変化する 戦況に応じてリアルタイムに僚機たちに指示を与える事が可能となり、編隊としてのドッグファイトを楽しめるのだ。
コンローラの方向キーを使用し、編隊内の全僚機に一斉に指示を出すことが出来るのだが、「特殊兵装の使用 ON/OFF 」以外は併用すことが出来ないため、戦況に応じて的確に使い分る必要がある。
編隊を指揮するプレイヤーは”仲間”を活かし、有効な攻撃を行うために様々な判断をしなくてはならない。 それは、ミッション中だけではなく、出撃前から始まっているのだ。
出撃前には、ブリーフィングで与えられた情報を基に、どの機体/特殊兵装を僚機に割り当てるかを適切に判断しなくてはならない。 例をあげると”敵戦闘機が多数存在する場合は、全機長距離空対空ミサイルを搭載したF-14が有効である”、“敵の地上戦力を攻める時は、対地攻撃の強いA-10で出撃する”等である。
ミッション中は、刻一刻と変化する戦況の中で、"攻撃に専念させるべきか、自機を守らせるべきか"、"特殊兵装を積極的に使わせるか、温存させるか"等を迅速に判断し、リアルタイムに僚機に指示を出さなければならばい。 一瞬の判断ミスが編隊全体を危機に陥れるので、責任重大だ。
1つのミッションを終了させても、安寧としてはいられない。 ミッションをクリアして得られた報酬で、新たな機体や兵装を購入し、次のミッ ションに備えて編隊の戦力を増強する必要がある。