グラフィックチーム 「『売れるヤツにして!』?」
マップデザイン:岡野 学
「どーも、AC3の印刷物関係のデザインを担当した鈴木です」
「どーも、キャラクターデザインの高橋です」
ふたり合せて‥
‥ちょっと、なんで漫才やんなきゃいけないの?
あ、すまんすまん(笑)
「頼むよ、もう‥」
「では、改めて、皆さん、エレクトロスフィアで楽しんで頂いていますか?」
「キャラクター気に入ってもらえましたか?」
「えっと、今回、AC3のリレーエッセイということなんですが、ちょっと変わった感じで、我々2人の会話形式で話を進めたいと思います。しばらくおつき合いください。さて、守は結構早くからキャラ作っていたよね〜
「そうだね。まだストーリーが大雑把にしか決まっていないときに、ラフを描き始めていたから、ボツになったキャラクターも数知れず‥(泣)
フロッグネーションの佐藤 大氏が設定・脚本に関わるようになってからは、結構早くデザインできたんじゃない?
「うん、ストーリーやキャラクターの設定が確定すると、デザインはしやすいね」
「設定って、性格とかのコト?」
「キャラクターデザインする上で、そのキャラの性格とかがわかっているのと、いないのでは、全然やり易さが違う。
おいたちとか、背景とかのイメージを佐藤大氏が明確にしていたから、僕の方は、そこからイメージを膨らませればよかったんだ」
「絵的には悩んだところはないの?」
「今回で一番苦労したのは、ムービーにセルアニメーションを採用しているので、アニメ用に設定を用意しなければいけなかったところかな。いろんな角度からの設定画、ビデオメール用の表情集など通常のゲームに比べて、膨大な量の設定が必要になったからね。アニメ業界の方との仕事は初めての経験だったし緊張もしたけど、良い刺激になりました」
「自分の絵がアニメーションで動いた時はうれしかった?」
なんか信じられなかったよ〜。ほんとに動いてるよ〜って
「アニメ前提で描くって難しいの?」
「そうだね〜、う〜ん‥」
「‥あまり複雑なタッチやデザインだと、アニメーターの方が困っちゃうもんな」
「あまりアニメアニメしい(?)デザインではなく、割りと硬派なリアル路線でいきたかったんだけど、結局、アニメーションさせるでしょ。
なので、あれくらいのバランスに落ち着いたんだ。もっとリアリステイックに渋くも描けるけど、ムービーとかけ離れて違和感があるようではまずいからね