パンフレットKOZO(1985)
パンフレットKOZOイメージ

お店の売出しやイベント会場などの集客用として設置し、長い鼻でパンフレットを吸いつけ、配付するロボットです。 本体はFRP製で、本体の高さ627mm、重量21kgのコンパクトサイズ。軽快なBGMに乗って楽しいおしゃべり、かわいい笑顔で1枚1枚鼻にパンフレットを吸いつけると左右に揺らして可愛い動作で受け取りを誘い、パンフレットが受け取られたら次のパンフレットを吸い上げます。 パンフレットが無くなると自動停止する「空取り停止機能」や、動作部に、ケガ防止用の「クラッチ機能」を採り入れています。パンフレットサイズは、A4〜B6判対応。BGMの他、音声合成で、パンフレットを渡す時に4種類のコメントが流れます。

   
ちょっと拝見・・・(内部構造)

ボディ背面のカバーを外したところ。正面にあるのが制御基板、その上部がノーズ駆動部。制御基板裏には、ノーズからエアを吸い込むブロアーがあり、吸い込まれたエアはボディ底部から排気されます。


 

ノーズ駆動装置には、ノーズとパンフレットの間に手を挟んだりしてケガをしないようトルクリミッター(クラッチ)が付いています。トルクリミッターの上には、ノーズの動きをコントロールするための3個のセンサー(黄色い部品)が付いています。

 
パンフレットKOZO販売の思い出
 
 

「パンフレットKOZO」はナムコの販売用ロボットの第1号で、その企画・制作にあたっては当時のエレメカ開発部隊の精鋭が集められた!販売開始後、全国の広告代理店、イベント企画会社、メーカー、ショールーム、科学館、デパート・スーパーなどにダイレクトメールを送り、売り込み攻勢をかけ、「これは!」という所には「パンフレットKOZO」をライトバンに積み、率先してデモに押しかけました・・・。愛嬌のあるデザインとカワイイ仕草は行く先々で評判となり、パンフレットのはけ具合にも勢いがつくとイベント主催者側からも喜ばれました。ヒット作という訳にはいきませんでしたが、ここで掴んだアミューズメントロボット制作の技術やノウハウは“DNA”として、現在のアーケードゲーム事業に脈々と受け継がれていると思います。 ※タイトル・文中の部署名等は2005年12月現在のものです。

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