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父の仇を討つべく、無敵の剣を求めて紛争地域を渡る若き傭兵騎士隊長。父の仇敵は未だ発見できず、またそれに必要な無敵の剣“ソウルエッジ”も、無論探し出せずにいた。 早く手に入れないと、父上の無念が晴らせない。早くしないと…… ……「イタリア戦争」遂行により国内が空白化していた“神聖ローマ帝国(ドイツ)”内で、「領主」や「富農」の重圧に堪え兼ねた農民達が一斉に蜂起した事がある。驚いた領主たちは麾下の騎士を召喚し、応えた騎士も傭兵を伴って入城。永久に傷の癒えぬ城塞には再び軍旗が翻り、反対に縁絶えぬ村々にはたちまち業火が吹き荒れようとしていた。 名を授かってより数年。常に“優しい騎士”として剣技を教えてくれた父は、もういない。『農民蜂起の戦』の終結後再度皇帝に召喚された父は、再会をマーガレットに約束すると、「帝国騎士」として他国遠征に旅立ってしまっていたのだ。だが、女手一つで息子を育てるには、かの国内情勢はあまりに過酷すぎた。 鳴呼、彼はもっと早く思い出すべきだった…優しき帝国騎士・フレデリックの面影を。 ……おのが手で我が父の命を絶ったという事実!ジークがそれを現実の物として受け入れるには、まだ、若過ぎた。咆哮をあげながら森を徘徊した彼が我に返ったときには、もはや『逃避』という狂気にすがる他に道が無かった。そして彼の記憶はその日から、“父は誰かに殺されたのだ”と頑なに思い込む事で歪められたのである…。 今日も彼はいるはずのない「父の仇敵」を倒す為、噂の無敵の剣“ソウルエッジ”を探す戦闘に臨む。早く手に入れないと、父上の無念が晴らせない。早くしないと…… |
■ステージ設定 |
傭兵ジークの参加する、ドイツ南西部における「オストラインスブルク城攻略戦」 独立騎士ステファンと、アンドレ候の帝国内における戦争。ステファンの居城は一見城塞都市と錯覚するが、単体の城で、4重の城郭は片面半径3キロを越える。この為過去の攻城戦ではびくともしなかったが、「兵士突入戦」ではなく、巨大砲撃兵器により城郭を飛び越し、直接本塔を壊滅せしめるアンドレ候の戦術の前に、遂に屈しようとしていた。 |