rageracer03.gif
rageracer02.gif
コンセプトはハイテンションデッドヒート
    ハイテンションデッドヒートをコンセプトとして掲げる「レイジレーサー」は、うたい文句通り、大興奮のレースバトルが楽しめる仕様になっています。今回は、前2作のウリであった「抜きさる爽快感」にプラスして、レースゲームの醍醐味「接近戦の爽快感」を味わうことができる。ゲーム性を追求しました。そのために敵車として、通常カーが8台、ライバルカーを3台とわけて登場させ、上記の二つの爽快感を同時に体感できることを可能にしたのです。より人間に近いアルゴリズムを持った敵車との駆け引きは、身も震えんばかりの熱いバトルを約束します。
賞金を稼ぎ、バージョンアップを施し、GPを勝ち上がれ
    最大特徴は、ゲームモードにRPG的な要素を折り込み、家庭用ならではの長く楽しく遊べるソフトを実現したことです。今までの「リッジ」は、レースに出て優勝する事が目的でした。それだけでも勿論、遊べるのですが、ある程度技術が上達してしまうと後はタイムを競うだけに終始してしまいがちでした。ですが、「レイジレーサー」は違います。ローカルレースからメジャーなレースへと勝ち抜いていく仕様は生半可では、クリアすることはできません。コースの特徴を素早く理解し、レースに出て賞金を稼ぎ、新しい車を入手したり、性能アップを計ったりする作業が必須となるのです。あの「リッジ」が長く遊べるモードを備えたということは、鬼に金棒。やりがい度120%に生まれ変わったのです。
勝敗の分かれ目はシフトチェンジ
    レイジレーサーのコースは、アップダウンのある起伏に富んだ激しい地形ばかり。そして、“立体交差”や “バンクカーブ”の存在など従来の技術では、表現しきれなかったコースを体験できるようになりました。また、それに伴いドライビングテクニックも幾分か変わります。それがエンジン特性に基づいたシフトチェンジなのです。勝敗の分かれ目は、正にこのシフトチェンジにかかっているといっても過言ではありません。
    上り坂では、ギアを素早くローに落とし、長い直線ではトップで突っ走る。タイミングが遅れると急激に速度DOWN。瞬時の判断ミスが大きなタイムロスに繋がります。ですが、逆に操作を完璧にこなしますと、言葉では言い表せないほどの快感の走りが実現できます。一瞬たりとも気が抜けないリアルバトルがここに生まれるのです。
サウンド、ビジュアルとも格段の進歩
    「リッジ」のウリは、ゲーム性は勿論のこと、その腋を固める、サウンドやビジュアルの充実です。レースを演出する、丹念に描きこまれた背景や臨場感のあるBGMは、独特の世界観を作り上げていました。そして、この「レイジレーサー」でも、現在の技術の粋を結集し、さらに高度な演出を可能にしました。今までは業務用の移植であったBGMは全くのオリジナルを用意。エンジン音は、ほとんど実際の物と区別がつかない出来。そして、グラフィックは、実写映像をめざして、前作以上のコンセプトを確立しました。細部までに行き届いた演出こそが、このソフトのウリであり、最高級の名に恥じないソフトを作り上げているのです。