「スーパーアタック」とは、キャラクター毎の特技を活かした必殺アタックだ。
ただし、いつでもどこでも打てるわけじゃない。画面上部の「スーパーアタックパネル」を、たて・よこ・ななめ最低一列以上揃えて、はじめてスーパーアタックを打てる準備ができるんだ。

スーパーアタックパネルは、3×3のマス目になっている。相手コートにアタックを決めた場所に対応して、自分のチームのパネルが点灯するという仕掛けだ(図7参照)。
左側のチームは左のパネル、右側のチームは右のパネルを揃えよう。

図7:アタックの決まった場所がスーパーアタックパネルに対応!

たて・よこ・ななめ、いずれか一列でも揃えれば、スーパーアタックを打つ準備は完了だ。

でも、それだけじゃない!揃えた列が多ければ多いほど、決まったときの得点が増えるんだ。最大なんと9点まで、一度にゲットできる・・・一挙に逆転を狙えるチャンスだ!


『クロノアビーチバレー』のキャラクター達は、それぞれに個性豊かな得意技を持っている。
自在に風を操り相手チームを吹き飛ばすクロノア、癒しの霊力で試合相手をメロメロにしてしまうロロ、ガンツなら自慢の二挺拳銃でボールをぶっとばす・・・といった具合に、単に「便利な必殺技」を超えた魅力を秘めているのだ。



と、ここまでざっと紹介してきたが、ちょっとでもプレイした人なら一度は疑問に持つこと、「ではスーパーアタックはいつ使うのが得か?」この問題について、もう少し突っ込んで考えてみよう。

どうせ狙うなら9点を・・・この想いは全てのプレイヤーが抱く理想だが、実際に試みるとどうしてもパネルが付きやすいところ、付きにくいところがあって、なかなか全部揃わない。

そう、同じような四角いパネルでも、その価値はまったく一緒ではないんだ。


例えば強烈なアタックをぶち込みやすい、コートの一番奥一列(図8の3・6・9)は特に揃えやすい。
揃った状態なのに、何度も同じところにアタックを決めつづけても仕方ないぞ。
そういう場合は、たとえ一列しか揃ってなくてもすぐさま打ってしまうのが正解。打ったらまた同じ列を揃えれば良いしね。

奥一列を手早く揃えたいなら、なんといってもガンツ、チップル等の、アタックが得意なキャラだ。

では、残りの6個所についてはどうだろう?
ここで役立つのが先ほど紹介したフェイントだ!フェイントが得意なキャラ(ジョーカー、レオリナ、ハートムゥ等)を、チームに一人でも参加させといて、チャンスを見計らって手前3個所(1・4・7)を奪ってしまおう。
運が良ければ、同時に真ん中一列(2・5・8)も揃えることができるぞ。

次回紹介する「ブロック」も、真ん中付近のエリアを攻略できる技だ。
このように考えると、一口にスーパーアタックと言っても、キャラクターの選び方、技の使いこなし、刻一刻変化する試合展開の中でいつスーパーアタックを打つべきか、それぞれのプレイヤーの創意工夫が試される場面に満ちていることがおわかりいただけだだろうか?



では、最後までお付き合いありがとう!
一人でも多くのプレイヤーに、一見カンタンなライトユーザー向けのゲームに見られがちな『クロノアビーチバレー』の、秘めたる奥深さに 気づいてもらえれば・・・というのが、開発チーム「クロノアワークス」一同の願いです。

次回「防御編」では、さらに突っ込んだ駆け引きの妙を紹介していきたいと思います。乞うご期待! それじゃみんな、最強チームを目指してがんばろうぜ!ワッフー!!