株式会社ナムコは、業務用ゲームとして初めてデコレーショントラック(以下デコトラ)をモチーフに、“義理と人情のトラッカー”をコンセプトとした新感覚のドライブゲーム「トラック狂走曲」を6月22日(木)に発売いたします。
価格は50インチプロジェクターを備えたDXタイプが198万円(税別)、29インチモニターのSDタイプが115万円(税別)です。
「ゲームの概要」
基本ルールは、5つのステージを規定時間以内に走り抜け、ゴールを目指すというものです。ステージ途中で持ち時間が無くなってしまうとゲームオーバーです。
- 個性あふれるデコトラは、箱形デコトラ・平台トラック・デコダンプ・コンボイトレーラーの4種類。これらからプレイヤーにふさわしいトラックが、ゲームスタート時の性格診断によって自動的に選択されます。
- 各トラック毎にドライバーのキャラクターがあり、それぞれに異なる“義理と人情のストーリー展開”が準備されています。待ち受ける様々なアクシデント(渋滞、事故、落下物)や運命を変えかねない分岐点などを乗り越えゴールを目指します。特に目前に飛び出す猫などを避けきれない場合には、強制的に回避されるものの危険な道へ分岐してしまう「人情避けシステム」など、“義理と人情のトラッカー”の開発コンセプトにこだわった仕掛けに溢れています。
「ゲーム筐体仕様へのこだわり」
筐体デザインは本格的なデコトラを意識しました。
- アートペイント部分はトラックアートのカリスマ絵師「すずき工芸」の鈴木 勇氏が手がけました(実際のトラックにペイントを依頼すると通常は2年待ちの大御所です)。
- 可動筐体(DXタイプ)は実際にトラックで使用しているエアーサスペンションを使用。通常ショック吸収に使用するものを逆に作動させることでトラックならではの揺れを再現しました。
- 高い車高(90cm/一般的ドライブゲームは50cm程度)、大型ハンドル(直径48cm)、運転シートの布素材(実車で使用されている“金華山”)など、トラッカー気分を高めるリアルさを追求しました。
「BGMへのこだわり」
トラックには“演歌”が似合います。BGMには炎の演歌歌手「冠 二郎」(日本コロムビア)を起用。「バイキング」「ムサシ」「炎」などノリの良い5曲の「ロック演歌」で雰囲気を盛り上げます。
冠 二郎氏からは「トラック狂走曲はストレス解消に最高!」また「持ち歌の採用は非常に名誉で嬉しい」とコメントをいただきました。
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