平成11年11月16日
報道関係者各位
ナムコ、初の液晶ユニット供給のパチンコ機
「CR忍パチくんEX2」が奥村遊機より発売
株式会社ナムコは、パチンコメーカーの奥村遊機株式会社(本社:愛知県名古屋市)に対し、ナムコとしては初めてパチンコ機の液晶表示部に画像ソフトを組み込んだ『ユニット』の供給を行います。パチンコ機は「CR忍パチくんEX2」として、奥村遊機から発売され11月23日(火)より順次全国のホールに設置されます。
当社は、平成7年に新規事業の一つとしてパチンコ関連事業に進出しました。初めてナムコが画像ソフトを手掛けた「ピストル大名」は平成9年に株式会社SANKYOより発売され大好評を得、その後もナムコの持つゲームノウハウやソフト開発能力を活かした画像ソフトの供給をしてまいりました。今回これまでの画像ソフトのみの供給ではなく、初めて液晶ユニットでの供給を行うものです。これにより、ナムコとしては一層のパチンコ関連事業の拡大を狙います。
パチンコは、身近で手軽な娯楽として親しまれ、現在では市場規模21兆円の産業です。各パチンコメーカーからは毎年数多くのパチンコ機が発売され、近年ではエンターテインメント性やゲーム性の高い機種が大ヒットしています。ナムコが手掛ける液晶画像は、パチンコ台の顔であり、特に人気に影響する仕掛や演出の面白さ、派手さが求められている部分です。これは、当社がゲーム開発で蓄積した企画力や映像表現力を充分に活かせる分野であり、これからもよりエンターテインメント性の高い面白いソフトの開発を続けてまいります。
なお、“忍パチくん”はパチンコソフト用にナムコが開発したオリジナルキャラクターです。今後は当社が持つゲームキャラクターを活用したパチンコ画像ソフトも検討しております。また将来、同じキャラクターで「業務用ゲーム機→家庭用ゲームソフト→パチンコ画像ソフト」という新しい流れを作りソフトの多元的活用を図る計画です。