報道関係者各位
平成11年12月24日
「遊び」と「福祉」の融合を目指して、12/25(土)から既存店舗を中心に設置 ナムコ、バリアフリーエンターテインメント施設「ハッスル」を全国展開
株式会社ナムコは、「遊び」と「福祉」の融合をめざしたバリアフリーエンターテインメント施設「ハッスル」の全国展開を開始、その手始めとして、12月25日(土)、ナムコの既存店舗6店内に「ハッスル」をオープンいたします。

新しく「ハッスル」をオープンするのは、「ワンダーシティ調布店」(東京都調布市)、「ワンダーシティ岩槻店」(埼玉県岩槻市)、「ワンダーシティ与野店」(埼玉県与野市)、「ワンダーシティ名古屋店」(愛知県名古屋市)、「ワンダーパーク宇部店」(山口県宇部市)、「ワンダーパーク富山店」(富山県富山市)の6店舗内です。設置機器は、握力の弱い方向けにハンマーを改造して握り易くした「ワニワニパニック2」や左右からの車椅子でのアプローチが可能な「ファミリーボウル」など7台です。施設内はできうる限り段差を取り除き、空間の多いゆったりとしたスペースに仕上げており、障害者や高齢者の方々のコミュニティーサロンとしてもご利用いただけます。

「ハッスル」は、ナムコが開発した「遊び」と「福祉」の融合をめざした初のバリアフリーエンターテインメント施設で、1999年9月10日(金)、横浜ワールドポーターズ「ニューライフマート」内に実験店としての第一号店「ナムコ横浜ハッスル」をオープンいたしました。
高齢であることや障害のあるなしに関わらず全ての方々が楽しく交流でき、お互いのハンディキャップに対しできるだけ違和感を感じないようにすごせる空間の創造を目指そうという、ナムコ独自の「バリアフリーエンターテインメント構想」を基に開発された施設です。
動線をゆったりととり段差などをできうる限り取り払った店内に福祉機器仕様のゲーム機「リハビリテインメントマシン」を設置しています。オープン以来、一般のお客様のみならず福祉関係者の方々からも好評を博し、多数おいでいただいております。
今回、同構想に基づく「ハッスル」のコーナーを既存の店舗に開設し、さらに多くの実験を重ねていき、「バリアフリーエンターテインメント構想」が近い将来のナムコ標準形となるべく、全国展開を行って行きます。

ナムコはまた、同構想を基に、株式会社民間介護サービス研究所(本社:神奈川県横浜市/社長:梅畑雅信)と事業提携を行い、ケア付き高齢者共同住宅(ケアハウス)内に「ナムコ横浜ハッスル」のような、「バリアフリーエンターテインメント構想」を基にした「高齢者福祉に寄与する新しい遊びのスペース」の企画・設計を行うなど、「遊び」と「福祉」の新しい融合を目指して今後も様々な分野に活動を広げてまいります。


【「ハッスル」設置店】
1.ナムコ・ワンダーシティ調布店内「ナムコ調布ハッスル」
 住所:
東京都調布市菊野台1-34-5
 TEL:
0424-43-4973
店長:
柳橋康博
2.ナムコ・ワンダーシティ岩槻店内「ナムコ岩槻ハッスル」
 住所: 埼玉県岩槻市府内2-1-12
 TEL: 048-798-7615
店長:
三浦勇二
3.ナムコ・ワンダーシティ与野店内「ナムコ与野ハッスル」
 住所: 埼玉県与野市本町西3-8-10
 TEL: 048-855-1132
店長:
高草木順一
4.ナムコ・ワンダーシティ名古屋店内「ナムコ名古屋ハッスル」
 住所: 愛知県名古屋市熱田区新尾頭2-4-14
 TEL: 052-683-8765
店長:
石坂敏幸
5.ナムコ・ワンダーパーク宇部店内「ナムコ宇部ハッスル」
 住所: 山口県宇部市明神町3-1-1 フジグラン宇部店2F
 TEL: 0836-37-0172
店長:
松村慎一
6.ナムコ・ワンダーパーク富山店「ナムコ富山ハッスル」
 住所: 富山県富山市上富居310-1 アピタ富山東店2F
 TEL: 0764-52-3370
店長:
増田徳也
※各店舗情報に関しては、店長にお問合せください。
【施設構成】
(1) 施設環境
  • コーナーは1階に設置、エレベータのある所は2階に設置
  • コーナーまでの動線、段差、コーナー内の動線、段差に配慮
    ※動線をゆったりととり、段差は極力取り除きました
(2)設置機械
  1. 福祉機器仕様業務用ゲーム機 リハビリテインメントマシン 7台設置
    「ワニワニパニック2」
      握力の弱い方向けにハンマーの形状を変更
    「ファミリーボウル」
      車椅子の方向けに左右からのアプローチが可能
    「バランストライ」
      高齢者向けに傾斜角度を緩やかにしました
    「スウィートランド3」、「スィートゴーランド」、
     「ワンダーファクトリー」

      可動型スイッチを取付け車椅子の方がプレイしやすいようにしました
    「30テスト」
      数字の表示速度を緩やかにし、リハビリ要素を加味しました

  2. コイン投入口の福祉仕様化
    設置する機械の一部に、特別に開発したコイン投入口をとりつけ、指先の細やかな動きが困難な方にも使用しやすいように配慮しました
(3)パネル展示
  1. バリアフリーエンターテインメント構想について
  2. 福祉機器仕様改造型 業務用ゲーム機について
【施設面積】  コーナー面積:30平米〜60平米

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