株式会社ナムコは、業界初の業務用ライド型通信体感競馬ゲーム「ファイナルハロン」を7月30日に発売します。スキーをテーマにした「アルペンレーサー」や人力飛行機をテーマにした「プロップサイクル」などのスポーツ体感シミュレーションゲームシリーズの最新作で、ジョッキー気分を満喫できるスポーツ性の高いゲームです。
「ファイナルハロン」のシステム基板には、新基板「GORgON」を使用しており、従来の基板に比べ「CPU」と「演算部」の性能がアップしたことで、画面上に表示されるポリゴンを一斉にスムーズに動かすことが可能になり、馬の関節部の動きを本物そっくりに再現するなど、よりリアルな表現ができるようになりました。
また、“ラジオたんぱ”の山本直也アナウンサーがレースの実況中継を担当しており、今までにない臨場感を醸し出しています。価格は316万円(税抜き)です。
プレイヤーは、筐体に跨って騎乗し手綱を使って馬を操作します。馬体を前後に大きく揺らすことによりスピードアップし、さらに“ムチボタン”を叩くと急加速します。
レースは8頭立てで行われ、プレイヤーは脚質の異なる5種類の馬(先行馬、逃げ馬、差し馬、追込み馬、自在馬)から自分の騎乗する馬を選択します。コースは1,200m、1,600m、2,400mの形状の異なる3つのコースが用意されています。選択した馬やコースによって作戦の立て方は異なり、本物の競馬のように位置取りや仕掛けのタイミングを計るなど、競馬ならではの駆け引きを楽しむことができます。1着、2着の判定がきわどい場合は、写真判定で着順を決定するなど本格的な演出が施されています。通信機能により最大4人までの同時プレイが可能です。
今月相次いでオープン致しました「ナムコ・ワンダーシティ南熊本」、「ナムコ・ワンダーシティ名古屋」など大型複合アミューズメント施設が増える中、幅広い層を対象にしたゲームの開発は急務になっています。「ファイナルハロン」は従来のゲームファンだけでなく、競馬ファンを含め今までゲームにはなじみのなかった方にもお楽しみいただけます。 |